型抜き加工

抜き加工・型抜き

抜型を作って厚紙をご希望の形に抜くことができます。
トムソン加工ともいいます。

お客様のオリジナルサイズの抜型になります。
一度抜型を作ってしまえば、何回でも使うことができます。
(ただし、刃が劣化した場合は交換が必要です)
最終利用から5年間保管いたします。


抜き加工は一般的にロットが多い場合に適した作成方法です。
抜き加工には、抜型代と抜工賃一式、その他に紙代がかかります。
(リピート注文の場合は抜工賃と紙代がかかります)


抜き加工・抜型の写真


上の写真が抜型です。
この型を機械にセットして紙を通すと、型通りに紙が抜けます。


抜型をセットする機械は、ビクとオートンがあります。
加工する製品のサイズや数量によって機械を使い分けています。
どちらもかなり古い機械ですが、メンテナンスをしっかりと行うことにより良い製品を作り続けてくれます。


抜き加工の機械(ビク・オートン)



抜型で箱や仕切り、台紙、スジ押し、窓あけなどの加工ができます。
一度抜型を作ってしまうと、サイズの変更や微調整ができませんので、
抜型を作る前に実物のサンプルでご確認いただき、問題なければ型を作成します。


ちなみに、小ロットの場合はCADカットでの作成の方が安くできる場合があります。
抜型とCADカットの両方でお見積りして、安く出来る方をご提案します。


下の表は、抜型を作る場合と作らない場合の比較です。

抜型を作る場合 抜型を作らない場合
初期費用 初期費用がかかる
(2万円~7万円程、製品の種類や
大きさによります)
初期費用はかからない
1個の
単価
ロットが増えれば1個の単価は下がります。
また、リピート注文では初期費用が不要
なため合計金額は安くなります。
(型は最後使用から5年間保管)
数量が少ない場合は、抜型を作るより
安く作れる。ただし、数量が増えても
単価はあまり変わらない。
品質 図面通りの正確な加工ができる。 手作業で作る場合はサイズに誤差が
生じる。また、サンプルカッター
マシーンのスジ押しは弱い。
納期 ご注文から発送まで15営業日 3~7営業日
(注文内容により異なります)


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